愛媛)八幡浜から東京へ 高速バスで地場産品輸送

藤家秀一
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 伊予鉄バス(松山市)は11月から、八幡浜発東京行きの高速バスの空きスペースを使って地場産品を運ぶ貨客混載事業を始めると発表した。高速バスを使ってこの事業を行うのは全国初で、今月1日に国土交通省の認定を受けた。

 伊予鉄バスによると、貨客混載事業を始めるのは八幡浜市と東京・新宿を結ぶ高速夜行バス「オレンジライナーえひめ」。地元産の果物や水産加工物が入った保冷ボックスを積み込み、八幡浜を夕方に出発し、翌朝早朝に東京に到着する。運んだ地場産品は県などと連携して都内の飲食店や直売所などに提供する。

 バスのトランクルームに空きがある時だけ輸送する仕組みで、11月末に初回の輸送を予定している。物流の効率化による環境負荷の低減や、地域の活性化を目指す取り組みとなる。(藤家秀一)

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