神奈川)相鉄のJR直通車両、試乗会を開催

高野真吾
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 30日に始まる相鉄とJR東日本の相互直通運転を前に、使用される相鉄の新型車両「12000系」の試乗会が7日、報道関係者を対象に開かれた。

 試乗会では、前方に「回送」の表示を出した車両が午前11時12分、相鉄線西谷駅(横浜市保土ケ谷区)に滑らかに入った。車内のシートは灰色で、車両は新宿駅(東京)まで走行した。

 直通運転は相鉄線海老名駅~新宿駅間を1日46往復する。相鉄沿線の横浜市西部や県央部から東京都心に乗り換えなしで行けるようになり、相鉄線二俣川駅(同市旭区)から新宿駅は最速44分と、今より15分短縮される。

 直通運転の開始にあわせ、相鉄は30日の土曜日に土休日ダイヤを、最初の平日となる12月2日に平日ダイヤを改正する。平日朝の海老名駅発の特急が増発され、午前5時台から運行を開始。半数をJR直通として運行し、横浜駅方面に向かう乗客は西谷駅か二俣川駅で別の列車を利用できる。相鉄いずみ野線では、平日朝のラッシュ時間帯に通勤特急と通勤急行を導入し、利便性向上を図る。(高野真吾)

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