三重)「1」並ぶ記念切符 伊賀鉄道が2種類発売へ

森直由
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 令和1年11月11日を記念し、伊賀鉄道(三重県伊賀市)は「1並びの日記念入場券セット」を発売する。2種類あり、いずれも税込み400円。

 硬券タイプの入場券2枚(1枚200円)に「1・11・11」の日付が印字してある。特製の台紙(縦約15センチ、横約21センチ)には、車両番号に「1」がつく伊賀線(忍者線)の車両を4種類ずつデザイン。初代の忍者列車の861号車、昭和40年代に走っていた6201号車、2009年から走っている現在の忍者列車の101号車までさまざまだ。

 台紙がオレンジ色の「Aセット」(200セット限定)は2、3両日に三重県四日市市で開かれる「きんてつ鉄道まつり2019」で先行販売。11日から上野市(忍者市)駅で、Aセットと台紙が青色の「Bセット」(300セット限定)を売り始める。

 伊賀線の乗降客数は10年前と比べて約3分の2に減り、伊賀鉄道は18年度、6200万円の赤字に。担当者は「少しでも増収に結びつけたい。観光客にお土産として買ってもらえたら」と呼びかけている。問い合わせは上野市駅(0595・21・3231)へ。(森直由)

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