九州に新たな7県周遊の観光列車 ななつ星より手頃

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山下裕志
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 JR九州は、2020年度から、九州7県を数日かけて周遊する新しい観光列車を走らせる方針を明らかにした。九州全域を走る観光列車は高級な寝台列車「ななつ星」があるが、新しい観光列車には宿泊機能を設けず、より手頃な料金にする方向だ。

 博多―西鹿児島(現在の鹿児島中央)を結んでいた特急「つばめ」の車両(787系)の1編成を改造する。787系の車両は、後にななつ星を手がける工業デザイナーの水戸岡鋭治さんがデザインして1992年に運行を始めた。現在は特急「かもめ」などで使われている。新しい観光列車も水戸岡さんが担当する。

 旅行会社のツアーや個人での…

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