和歌山)「パンダくろしお」来年まで運行延長、2編成に

大野宏
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 和歌山県白浜町アドベンチャーワールド(AWS)の動物をデザインしたラッピング列車「パンダくろしお」についてJR西日本は24日、11月末までの予定だった現在の1編成の運行期間を来年8月まで延長すると発表した。さらに12月に1編成を追加投入。来夏までは2編成で走り、それ以降も2023年夏ごろまでは運行が続くことになった。

 「パンダくろしお」はJR西日本の発足30周年(17年)とAWSの開園40周年(18年)の記念企画。287系くろしお1編成(6両)の車体前頭部をパンダの顔にして、車体側面や車内扉に動物たちのさまざまなシーンを描き、内装も座席のヘッドカバーをパンダ柄にするなどしてある。17年8月から定期特急のほか臨時列車としても京都―新宮間(新大阪・天王寺経由)で運行してきた。JR西日本は「『子どもが大変喜んだ』などと好評で、臨時列車の乗車率が定期列車より高くなるなど人気も高い」と説明した。

 現在は日ごとに区間や運行計画が違うが、20年春以降は新大阪発着の1往復の運行時刻を固定して毎日運転する。(大野宏)

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