JR西日本の来島社長が退任へ 後任は長谷川副社長

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 JR西日本の来島達夫社長(65)が退任し、副会長に就くことが28日わかった。同日午後に会見を開いて表明する。退任は12月1日で、関係者によると、不祥事や健康上の理由ではないという。後任は長谷川一明副社長(62)が昇格する予定。関西経済連合会で副会長を務めている真鍋精志会長は留任するという。

 来島氏の退任は、この日発表予定の2019年9月中間決算に合わせ、取締役会で承認されたという。

 来島氏は1978年に旧国鉄に入り、常務や副社長を経て16年6月に社長に就任した。17年12月には走行中だった新幹線のぞみ」の台車に破断寸前の亀裂が見つかり、その後の対応にあたってきた。

 長谷川氏は81年に旧国鉄に入り、岡山支社長や常務などを経て、16年6月から現職を務めている。

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