北海道)JR北海道の多目的特急 来秋から順次運行へ
斎藤徹
JR北海道は、来年から順次運行予定の多目的特急のデザインや編成などの概要を発表した。その時々のさまざまな用途に合わせた使い方ができる車両をつくり、観光列車のほか、繁忙期の臨時列車や通常の特急列車としても活用する。
多目的特急は、9月に引退したリゾート列車「クリスタルエクスプレス」や、数年後に引退する「ノースレインボーエクスプレス」の後継。「スーパーとかち」などで使用している261系特急気動車を改造したもので、「はまなす」と「ラベンダー」の2種類を用意した。それぞれ5両編成で、製作費は概算で計40億円。はまなすは来年10月ごろ、ラベンダーは2021年4月ごろの運行を予定している。
二つとも、1号車はボックス席やカウンター席を備えレストランやイベントで使えるフリースペースを設置。販売カウンターや個室にもなる多目的室も備える。
2~5号車は、公衆無線LA…
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