ＪＲ西日本は２３日、台風１９号の影響で運休が続いている北陸新幹線・東京―金沢間の直通運転を２５日から暫定ダイヤで再開すると発表した。

　金沢支社によると、東京―金沢間を走る「かがやき」は上り９本、下り９本と通常の９割、「はくたか」は上下とも１４本と通常と同じ本数で運転を再開する。始発・終電の時刻は変わらないが、午前７時金沢発と午後５時２４分東京発の「かがやき」２本と、１１月３０日まで予定していた秋の臨時列車の上下線２３本全てを運休する。

　指定席・自由席の切符は２４日から発売する。同支社は「限られた車両での再開だが、北陸と東京をつなぐ基幹インフラとしてお客様に利用してもらえるよう運行する」としている。（木佐貫将司）