熊本)市電やバスのお宝、買う? 熊本市がオークション

白石昌幸
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 動物マーク入りの路線系統看板や電停名板などお宝ザクザク――。熊本市交通局がヤフーの「官公庁オークション」に出品することになった。今秋に熊本桜町バスターミナルとして生まれ変わった「交通センター」と記載された行先表示器といったレアものなど計55品が出品される予定だ。

 市交通局によると、8年前の前回出品時は、市電の車両やブレーキ弁ハンドルなど21品を出品して話題となり、落札総額は約140万円だった。

 今回の目玉は、「県3 交通センター」と書かれた旧市営バス用の行先表示板。縦24センチ、横92センチ、幅11センチで、車両の後方に付けられていたものだ。「カメ」(渡鹿長嶺線)など動物マーク入り路線系統看板も多数出品される。親しみやすく子どもにも路線を分かりやすくするために使われていたという。また、市電の手提げ運賃箱(1967年製造)や電停名板、経路板なども出品される。

 入札期間は、23日午後1時~11月8日午後2時。市交通局は「市営交通事業に親しみと関心をもってもらうために出品します。ぜひオークションに参加してほしい」と話している。問い合わせは市交通局総務課(096・361・5211)。(白石昌幸)

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