秋田)内陸線の新観光列車 快適車窓、来年2月運行

加賀谷直人
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 秋田内陸縦貫鉄道秋田県北秋田市)は来年2月、全線開業30周年を記念した観光列車をデビューさせる。沿線の冬景色や紅葉を楽しめるように座席の配置を工夫し、週末に運行する「急行もりよし」の専用車両とするほか、イベントや貸し切り時に活用する。

 新たにデビューする観光列車は、「急行もりよし」の専用車両だったAN8905号を全面改修する。中央部分の席を線路と平行にし、楽な姿勢で外の景色が楽しめる。内陸線にはこれまでも、団体貸し切りやイベントに活用してきたお座敷列車など観光客向けの車両がある。

 現在、31日まで名称を公募中で、優秀作品1点に副賞として1年間利用可能な土日祝日全線乗り放題乗車券を贈る。来年1月中旬に名称を発表、2月上旬から運行を開始する予定。問い合わせは同社(0186・82・3231)へ。(加賀谷直人)

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