富山)全路線バスの位置情報把握システム導入へ 全国初

有料記事

田島知樹
[PR]

 県内を走る全ての路線バスの位置情報が、スマホなどを使って簡単に把握できるようになる。県が導入する「とやまロケーションシステム」で、10月の試験期間を経て降雪期前の11月18日から運用を開始する。県によると、都道府県単位で全域の路線バスの位置が分かるシステムの導入は、全国で初めてという。

 県内で運行する民営・公営バス約340台にGPSを取り付ける。利用者はスマートフォンやパソコンで、乗りたい路線バスの位置情報やルートを検索できるようになる。一部の停留所には、スマホで読み取るためのQRコードのシールを貼る予定だ。

 例えばウェブサイトで出発地と到着地を入力し、検索。すると経路の一覧が表れる。運行情報を選択すると「通常運行」や「5分遅れ」などと表示される。また、地図上でバスが現在どこを走っているかが分かる。

 冬場は道路の凍結の影響で車…

この記事は有料記事です。残り264文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら