東北新幹線トンネルで金属板落下 異音で停止のトラブル

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 宮城県岩沼市東北新幹線下りトンネルで22日、東京発新函館北斗・秋田行き「はやぶさ・こまち25号」が異音を感知して停止するトラブルがあり、JR東日本仙台支社は23日、トンネル内の側壁から金属板が落ちていたと発表した。

 同支社によると、トラブルは22日午後3時45分ごろ、白石蔵王―仙台間の志賀トンネルで発生。トンネル内の壁に貼られていた、出口までの距離を示す「出口表示板」(縦35センチ、横2・5メートル、重さ約18キロ)が線路脇に落ちているのが見つかった。劣化と列車通過時の風圧ではがれ落ちたとみられるという。車両とぶつかったかはわかっておらず、けが人はなかった。

 トンネルは1981年に完成し、昨年6月の検査で表示板に異常はなかった。

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