長崎)路面電車運休、空き家崩落 台風接近

横山輝
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 長崎県内は、22日午後に県域の大部分が台風17号の暴風域(風速25メートル以上)に入り、交通機関にも影響が出た。

 長崎市内で路面電車を運営する長崎電気軌道は、風速が規定値を超えたため午後5時半から順次、運休した。同社によると、台風の影響による運休は珍しく、数年ぶりという。JR九州は福岡・博多と県内を結ぶ特急を午後3時過ぎから相次いで運休。長崎空港では、この日発着の全75便のうち、66便が欠航した。

 長崎市愛宕4丁目の急斜面の住宅地では、空き家1棟が半壊した。午後3時10分ごろ、県警に「どーんと音がした。隣の空き家が崩壊した」と近くの女性から届け出があった。けが人はいないという。(横山輝)

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