神奈川)ブルーライン衝突事故、被害は1億4千万円

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木下こゆる
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 横浜市営地下鉄ブルーラインの踊場(おどりば)駅で8月、回送列車がオーバーランして壁に衝突した事故をめぐり、市交通局は13日の市議会水道・交通委員会で、車両損傷により1億4千万円の被害が出たと明らかにした。6月に下飯田駅近くで起きた脱線事故でも車両が損傷しており、予備車両を確保するためダイヤ改定を検討するという。

 市交通局によると、事故は折り返しのための引き込み線内で発生。営業線の運行は事故当日も行ったため、被害額は壊れた車両の残存簿価のみという。6月の脱線事故の被害額は4億700万円だった。

 損傷車両などを除くと、現在運行できるのは34編成。現行ダイヤは最大で34編成が必要で、余裕のない状況という。新車両の購入には1編成あたり12億~13億円かかるといい、購入せずに予備車両を確保するため、今後数カ月かけて、最大33編成で運行するダイヤへの改正を検討する。現在おおむね4分20秒間隔のラッシュ時の運行が4分30秒間隔になる見通し。

 また、踊場駅の引き込み線に…

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