北海道)JR北海道 鉄道事業の赤字体質変わらず

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長崎潤一郎 斎藤徹
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 JR北海道は4日、2019年4~6月期決算や、経営改善の進み具合を公表した。3カ月ごとの業績を公表するのは初めて。経営改善の取り組みを点検し、改善につなげる狙いだが、鉄道事業の赤字体質は変わっていない。再建の道のりは依然として厳しい。(長崎潤一郎、斎藤徹)

経営改善「見える成果」は今後

 昨年7月に国土交通相から監督命令を受け、経営改善の状況を四半期(3カ月)ごとに公表するように求められていた。JR各社でも東日本や東海、九州などの上場企業は、四半期ごとに決算を公表して株式市場のチェックを受けるが、JR北は非上場のため、業績の公表は年2回だった。今後も3カ月ごとに公表して国や自治体の監視を受け、「経営改善を確実にする」(国交省)狙いがある。

 この日公表された19年4~…

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