山形)外国人客が急増…山形駅前のJR系ホテル、増築へ

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 JR東日本仙台支社とJR東グループの「仙台ターミナルビル」(仙台市)は、外国人観光客の急増を受け、JR山形駅に直結する「ホテルメトロポリタン山形」を増築する。既存棟南東の駐車場に鉄骨造り11階建ての増築棟を建てて来年内に開業させる。

 増築棟は延べ床面積約4200平方メートル。シングルベッド2台をつなげた「ハリウッドツイン」やシングルを中心とした計108室。県産木材を活用し、焼き物など県産工芸品も展示するという。

 既存棟は客室116室で、山形新幹線が開業した翌年の1993年にオープン。近年、台湾などの外国人の宿泊客が急増し、昨年度は前年比1・8倍。特に冬場が多く、2月は半数近くが外国人客だったという。

 起工式が2日にあり、同ホテルの新沼悟総支配人は「インバウンド客が非常に増え、期待に応えるのが苦しい状況だった。玄関口のホテルとして山形の魅力を発信していきたい」と話した。

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