埼玉)さいたま市長、大野新知事に地下鉄延伸で期待感

森治文
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 さいたま市の清水勇人市長は29日の記者会見で、大野元裕新知事が前向きな姿勢を示している地下鉄7号線(埼玉高速鉄道)の延伸について、「実現に向けて協議していきたい」と期待感をにじませた。

 清水市長は、延伸は「検討から実行段階に入っている」と述べる一方、建設費や事業主体などの課題克服には「県の理解と協力が不可欠」と強調した。

 市が設けた有識者らによる協議会で昨年2月に出した試算では、採算性をクリアするには沿線開発と快速運行の必要性が指摘されている。市と県の協議が本格化すれば、大野新知事の地元、川口市内の駅の扱いなども焦点となりそうだ。(森治文)

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