石川)在来線は台風の影響で前年比減 お盆の利用状況

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 お盆期間(9~18日の10日間)の北陸新幹線の利用客は前年並みの35万1千人だったが、在来線の特急はサンダーバードが前年比3%減の24万人、しらさぎが4%減の8万9千人だった。JR西日本金沢支社が19日、発表した。在来線特急の利用客減は「台風10号による運休が影響した」という。

 金沢支社によると、中国地方を縦断した台風10号の影響を受け、15、16日の2日間でサンダーバードは計52本、しらさぎは計32本が運休。北陸新幹線の運休はなかった。

 期間中のピークは下りが北陸新幹線、在来線特急ともに10日。上りは北陸新幹線が12日、在来線特急は14日だった。新幹線は帰省だけでなく、レジャー利用も多かったため、3連休最終日の12日に利用が多くなったとみられるという。在来線特急は「15日に移動予定だった人が、台風で1日前倒ししたため、14日が増えた」と分析している。

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