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　徳島を離れて暮らす若者に地元の魅力や活性化策を考えてもらう「とくしま回帰トレインセミナー」が８日始まり、貸し切り列車がＪＲ徳島線を走った。

　県主催で大学生や社会人ら１９人が参加。観光車両「アイランドエクスプレス四国Ⅱ」を使った貸し切り列車で徳島駅から阿波池田駅に向かい、海陽町で藍染めスタジオを運営するサーファーの永原レキさんら４人の講師が徳島の魅力を語った。美波町にサテライトオフィスを構えるＩＴ会社社長で映画「波乗りオフィスへようこそ」のモデルにもなった吉田基晴さんは「人口減や高齢化など徳島は日本の最先端。新しいビジネスも生まれている」と話した。

　三好市では池田湖で静水ラフティングを体験。若者をターゲットにした徳島体感ツアーの企画などをテーマに話し合った。９日も同市でディスカッションなどがあり、参加者らは同じ列車に乗って徳島に帰る。

　追手門学院大（大阪）３年の…