暑すぎて?特急列車の冷房止まる 駅員が水をかけて復活

川辺真改
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 4日午後1時50分ごろ、JR鹿児島線久留米駅(福岡県久留米市)付近で、由布院発博多行きの特急「ゆふいんの森2号」全5両の冷房が効かなくなった。JR九州は、久留米駅と鳥栖駅(佐賀県鳥栖市)で乗客約200人を他の列車に乗せ換えるなどした。

 JR九州によると、久留米駅近くになって乗客から「暑い」と訴えがあり、冷房が断続的に停止していることが判明。鳥栖駅で、駅員が冷却装置にホースやバケツで水をかけて冷やすと、正常に作動し始めた。体調を崩した乗客はいなかったという。

 JR九州は、猛暑で正常に作動しなくなったとみている。この日は、沿線の大分県日田市で午後1時に35・1度、久留米市で同2時に36・0度を観測する猛暑日だった。(川辺真改)

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