熊本)南阿蘇鉄道応援の輪 阿蘇白川駅の月替わり作品展

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後藤たづ子
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 熊本地震で被災した南阿蘇鉄道(本社・熊本県高森町)の部分運行区間にある阿蘇白川駅舎(南阿蘇村)で、3年あまりにわたって写真や絵画の展示が続けられている。列車の乗降客は減っても多くの人に来てほしいと、駅舎内のカフェ店主の呼びかけに応じた作者たちが次々と作品を寄せている。

 8月1日から31日まで開催されているのは「がんばれ!南阿蘇鉄道」と題した全線復旧祈念写真展。立野峡谷にかかる第一白川橋梁(きょうりょう)をSLが走る景色や、1986年の国鉄高森線としての最後の列車を見送る人たちなど歴史をたどる写真のほか、れんげやあじさいの花の横を走る列車など最近の四季折々の姿も紹介している。

 撮影したのは、熊本鉄道愛好クラブ「有明会」の岡元義和さん(65)=熊本県菊陽町=と塚本秀典さん(54)=北九州市。岡元さんは南阿蘇鉄道が国鉄高森線だった学生時代から写真を撮ってきた。春の桜、夏の緑、秋の紅葉と、四季それぞれに違う魅力があると言い、「部分運行区間だけでもそれを楽しめることを伝えたい」。

 塚本さんは学生時代、熊本市

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