愛知)西尾の「こどもの国」で故足立さんの鉄道模型展示

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松永佳伸
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 70年以上にわたって趣味で鉄道模型をつくり続け、今年5月に81歳で亡くなった足立健一さん=愛知県小牧市常普請=の遺作が、同県西尾市東幡豆町の「愛知こどもの国」で27日から始まった「鉄道模型であそぼう!」に出品されている。自分の模型で子どもたちが遊ぶのを喜んで見ていたという足立さんの遺志を受け、仲間らが「供養のために」と走らせている。28日まで。

 足立さんは10歳の時に模型づくりを始め、大好きだった名鉄のパノラマカーやミュースカイなど、実物の45分の1スケールで図面を引き、車体や内装、車輪など細部まで本物そっくりに仕上げていた。これまでに600台以上を制作し、手作りしたレールの上を走らせて楽しんでいた。

 5月10日、翌日から静岡県で予定されていた鉄道模型の催しに参加するため、準備作業をしていて机から転落。20日後に息を引き取った。

 足立さんが所属していた名古…

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