愛知)「ビール電車」出発進行 豊橋市の路面電車
連勝一郎
【動画】夏の風物詩 納涼ビール電車=連勝一郎撮影
路面電車の車窓から景色を見ながら、生ビールを楽しむ愛知県豊橋市の夏の風物詩「納涼ビール電車」の運行が始まった。「走るビアホール」とも呼ばれ、豊橋鉄道(豊橋市)が9月23日まで計93日間運行する。
ビール電車は、豊橋駅前と運動公園前の往復計9・4キロを約1時間20分かけて走る。車体のデザインは毎年、「とよはし市電を愛する会」顧問の伊奈彦定さん(84)が手がけている。「今年は天の川をイメージした。ビール電車での出会いも楽しんでもらえるといいですね」
飲み放題、おつまみ弁当付きで1人3400円(税込み)。団体貸し切りは9万1千円(同)。カラオケも楽しめる。完全予約制。夜便は毎日2便、昼便は土、日、祝日に1便。6、7月分は約8割が予約済み。8、9月分は7月3日から予約を受け付ける。問い合わせは予約専用ダイヤル(0532・53・2135)。