福井)鉄道遺産の旧北陸線トンネル群 15種のカードに

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八百板一平
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 福井、滋賀両県に残る旧北陸線のトンネル群をPRするカードが完成した。明治時代に建設され、鉄道遺産となったトンネルの魅力を発信することで、現地を訪れてもらうのが狙いだ。

 福井県南越前町と同県敦賀市滋賀県長浜市などでつくる観光連携協議会が15種類のカードを制作した。縦約6センチ、横約9センチで、各400枚限定。表にトンネルの写真、裏には所在地や全長、着工・竣工(しゅんこう)の年、トンネルの特徴の情報を載せた。

 この地域は鉄路との縁が深い。1884年に金ケ崎(敦賀市)―長浜間、96年に敦賀―今庄(南越前町)間の鉄道がそれぞれ開通した。その後、北陸線のルート変更や北陸トンネルの開通でこれらの鉄路は廃線になったが、そこに残る11本の鉄道トンネルは国の登録有形文化財になっている。

 カードはこの11本のトンネ…

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