茨城)新設校、早くも満杯 つくば、人口急伸のTX沿線

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鹿野幹男
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 茨城県つくば市は30日、人口が急伸するつくばエクスプレス(TX)沿線の5校区の学校に通う児童・生徒数の将来推計値を市議会全員協議会で公表した。昨年開校した義務教育学校2校は約10年以内のピーク時に2~4倍強に膨らみ、教室は2、3年後に満杯に。市は新校舎建設で対応する。

 つくば、研究学園、万博記念公園、みどりのの沿線4駅周辺を学区に含む高山、手代木、竹園東の3中学校と、みどりの学園、学園の森の2義務教育学校計5校区の児童・生徒を推計の対象にした。人口動向やマンションの開発、国家公務員宿舎売却に伴う住宅供給の状況などを踏まえて算出し、14年後の2033年までの児童・生徒数の推計値を公表した。

 最も増加が著しいのが、みどりの学園。今年4月時点で975人の児童・生徒はピーク時の30年、少なくとも4千人を超え、最大で4・7倍の4576人。同じく1519人の学園の森はピーク時の27年に3千人を超え、最大で約2・3倍増の3427人となる。

 両校の教室はすでに満杯が近…

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