香川)過去最大114億円の赤字 JR四国決算

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添田樹紀
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 JR四国は8日、2019年3月期決算を発表した。昨夏の西日本豪雨の影響などから、売上高は498億円(前年比2・9%減)と2年ぶりの減収。営業損益は114億円の赤字で、連結決算の公表を始めた00年3月期以降で最大の赤字幅だった。

 鉄道の旅客収入は225億円で、前年と比べて14億円(6%)減。同社が発足した1987年以降、2番目に悪かった。西日本豪雨により、予讃線や予土線で運休が長期間にわたったことなどが響き、売上高を押し下げた。

 さらに、豪雨で被害を受けた設備の復旧費用として、19億円の特別損失を計上。ただ、損失額は2年前の台風被害による30億円より少なく、純利益は8億円と6期連続の黒字で、4期ぶりの増益となった。

 今年度は、瀬戸内国際芸術祭

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