東京)目黒線を8両編成化 22年度上期から東急

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河井健
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 東急電鉄は2022年度上期から、目黒線を現在の6両編成から段階的に8両編成に変更する。沿線では再開発などの影響で人口が増えており、22年度下期には相模鉄道との相互直通運転も始まる予定だ。東急は「輸送力を増強し、混雑緩和を実現したい」としている。

 目黒線は目黒駅(東京都品川区)―日吉駅(横浜市)の13駅。東京メトロ南北線や都営三田線と相互に乗り入れている。東急によると現在、朝ラッシュのピーク時(午前7時50分~8時50分)の不動前駅(品川区)―目黒駅の上りには、南北線や三田線も含めて24本が運行。うち9本が東急の車両だ。8両編成への変更は22年度下期までに終える予定。今のダイヤで想定すると、東急の輸送力は約13%増えるという。今秋には、新型車両3020系も導入する予定だ。

 目黒線沿線には、駅周辺にタワーマンションが林立する武蔵小杉駅(川崎市)や、同じく駅前に2棟が建設中の武蔵小山駅(品川区)もある。両駅を含めて17年度にはすべての駅で前年度より乗降人員が増えた。この状況で、さらに相鉄との直通運転が始まる。

 現在、相鉄の西谷駅(横浜市…

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