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　雪のシーズンを前に、京都丹後鉄道は９日、京丹後市で軌道除雪車の試運転をした。雪をはねのけ、線路外に雪を押し出す操作を確かめた。除雪車は長さ１２・６メートル、高さ３・７メートル、重さ２５トン。宮津、与謝野、久美浜の各駅に１台ずつ配備され、線路に３０センチの積雪があると出動する。昨冬の出動は１０回だった。

　試運転は、いずれも京丹後市の久美浜駅―かぶと山駅を２往復した。市立久美浜保育所の園児たちが沿線で手を振った。谷中（やなか）繁・運行本部長は「安全を第一にした輸送ができるよう準備する」と話した。