富山)雪に備えラッセル車試運転 あいの風とやま鉄道

松原央
【動画】ラッセル車を点検して試運転=松原央撮影
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 雪のシーズンを前に、あいの風とやま鉄道は7日、富山市上赤江の運転管理センターでラッセル車を点検し、糸魚川駅新潟県)まで試運転を行った。昨冬は大雪の影響で、ラッセル車の出動は2015年3月の開業以来最多の計22回に上ったという。運輸部施設課の池上裕二係長は、昨冬の教訓を踏まえて「万全の体制で臨む」と話していた。

 同社は開業時に、JR西日本からラッセル車2台を引き継いだ。7日は、1973年製造の車両で、線路上の積雪を押しのけるウィングや、レール間の雪をかき出すフランジャーが正しく作動するかを確認。午前9時半に富山貨物駅を出発し、除雪区間を示す「ラッセル警標」の位置を確認しながら糸魚川駅との間を約5時間半かけて往復した。(松原央)

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