愛知)「おでんしゃ」出発進行 豊橋鉄道

連勝一郎
【動画】路面電車の車内で生ビールやおでんを楽しむ人たち=連勝一郎撮影
[PR]

 路面電車の車内で、おでんや生ビールなどが楽しめる「おでんしゃ」の試乗会が6日夜、愛知県豊橋市の豊橋鉄道市内線であった。招待された「とよはし市電を愛する会」のメンバーらが夜景を見ながら、毎冬恒例の風物詩を楽しんだ。9日に運行を始める。

 今年で12年目。地元企業「ヤマサちくわ」の特製おでんとおつまみ弁当のほか、生ビールは飲み放題。赤のれんや赤ちょうちんで屋台の雰囲気を出しながら、片道4・7キロを約1時間20分かけて往復する。

 今年は車内で1960~80年代の路面電車の風景写真19枚を紹介する。試乗会に参加した加藤美咲さん(27)は「寒い冬に熱々のおでんと冷えた生ビールが最高です」と話していた。

 運行は来年2月24日まで。夜は毎日1便、昼は水、土、日、祝日に1便(12月29日~1月4日は除く)。料金は1人3900円(税込み)。団体貸し切りができる(28人まで)。年内の予約はほぼいっぱい。1、2月の予約は今月28日から専用ダイヤル(0532・53・2135)へ。(連勝一郎)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら