山形)列車内でプロレス ブレーンバスターなど大技披露
田中紳顕
【動画】山形鉄道フラワー長井線の車内で、みちのくプロレスの選手たちが試合を繰り広げた=田中紳顕撮影
車内に響くゴング、肉のぶつかり合う音、飛び散る汗――。山形県を走る第三セクターのローカル鉄道、山形鉄道フラワー長井線で29日、走る列車内でプロレスの試合をする「ローカル線プロレス」があった。県内外からのべ90人が乗車。間近で繰り広げられる大技に、観客は大歓声を上げていた。
地域活性化につなげようと、2015年から県内の有志が主催し今年で4回目。今回はフラワー長井線の赤湯―荒砥駅間で開かれ、東北地方を拠点に活動する「みちのくプロレス」(岩手県滝沢市)の選手12人が参加した。
選手らは、幅約2メートルしかない車内の通路で、ブレーンバスターやパイルドライバーといった大技を披露。車内にあった「忘れ物」に見立てた脚立やパイプ椅子を使った攻撃も見せ、観客を沸かせた。
第1回から毎年参加している…
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