鉄道博物館、新館の目玉は? 新幹線E5系の運転体験も

細沢礼輝
【動画】鉄道博物館の新館がメディア向けに公開された=藤原伸雄撮影
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 鉄道博物館さいたま市大宮区)の新館が7月5日にオープンするのを前に、メディア向けの内覧会が26日開かれた。本館と合わせた総展示面積は約1・3倍の1万3500平方メートル。新館入り口では、最高時速320キロで営業運転する新幹線「E5系」の実物大模型と、初代ミニ新幹線「400系」が出迎えた。

 新館の展示ゾーンは「仕事」「歴史」「未来」の三つに分かれる。仕事は乗務員や指令、メンテナンスなどの仕事を体験できるゾーンで、運転士や車掌用のシミュレーターを計5台導入。歴史では大正期の開業当時の東京駅の改札が再現され、未来ではアニメーションを通じて未来の鉄道を疑似体験できる。

 新館オープンに合わせ、本館も新たに3Dシアターが設けられるなどリニューアルされた。入館料も見直され、300~100円値上げされる。(細沢礼輝)

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