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　４０年前の成田空港の開港にあわせて開業した京成電鉄の旧成田空港駅（千葉県成田市）。東成田駅と駅名が変わった２７年前から閉鎖されているホームが初めて一般公開された。かつてスカイライナー専用として使われ、鉄道ファンから“幻のホーム”とも呼ばれる地下空間だ。

　駅は開港翌日の１９７８年５月２１日に開業。第１ターミナルの北東約７００メートルにあり、乗客はバスでターミナルと行き来した。スカイライナーは上野―成田空港間を約６０分で結び、旧成田空港駅の乗降客数はピークの９０年度には１日平均２万６１２６人に上った。

　９１年３月、ターミナルに直結する現在の成田空港駅が開業し、旧駅は東成田駅となった。スカイライナーは新駅に乗り入れ、旧駅の専用ホームは閉鎖。現在は隣のホームが京成東成田線と芝山鉄道線で利用され、昨年度の乗降客数は１日平均１７２３人だった。

　駅の開業４０年を記念した初…