最速なのに…のぞみ歴最短「残念な新幹線」500系秘話

有料記事

中島嘉克

 「最速」の看板とともに華々しくデビューし、人気を誇ったJR西日本の500系新幹線。しかし、のぞみとして東海道区間を走行したのは13年間と、歴代車両のなかで最短だった。何があったのか。

JR東海からは「異端児」

 「JR東海にとっては、500系は目の上のたんこぶでしかなかったんです」。鉄道ジャーナリストの梅原淳さんはそう解説する。500系は、JR東海が嫌がる「弱点」をいくつも抱えていたという。

 500系の定員は1324人…

この記事は有料記事です。残り1176文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
中島嘉克
仙台総局
専門・関心分野
デジタル、AI