名古屋・丸栄で最後の鉄道模型展 昭和の周辺ジオラマも

山下奈緒子 写真は吉本美奈子
【動画】名古屋・栄の百貨店、丸栄で始まった最後の鉄道模型展。丸栄のジオラマも展示されている=吉本美奈子撮影
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 6月末で閉店する名古屋・栄の百貨店、丸栄で2日、最後の鉄道模型展が始まった。鉄道模型のほか、丸栄のジオラマなどが展示されている。6日まで。

 2004年から始まり今年で15回目で、地方開催の先駆けとして知られる。最後となる今年は、ジオラマ制作会社が感謝の思いを込めて、自費で作った150分の1サイズの丸栄のジオラマが展示されている。現在の丸栄本館のほか、昭和20~30年代の丸栄周辺の風景も再現されている。

 愛知県豊橋市出身の会社員戸田猛さん(47)=水戸市=は、14回足を運んできた。「開催が決まった当時『ようやく名古屋にきた』とうれしかった。これがあるから地元に帰ってくる。どこかが引き継いでほしい」と話した。

 入場料は大学生以上300円、中高生200円。小学生以下無料。(山下奈緒子、写真は吉本美奈子)

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