千葉)いすみ鉄道30年記念 夜行列車走行、餅つき祝う

稲田博一
【動画】今年開業30周年を迎えるいすみ鉄道。記念の餅つき大会が開かれたり、年越しの夜行列車が運行されたりした=稲田博一撮影
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 いすみ鉄道(本社・大多喜町)が今年、開業30周年を迎えるのを記念して、いすみ市の国吉駅で2日、餅つき大会があった。住民らでつくる「いすみ鉄道応援団」が、紅白餅やお汁粉を観光客らに振る舞った。

 大みそかから元日未明にかけては、約40人を乗せた記念の夜行列車が走行。いすみ鉄道は全長26・8キロだが、何度も往復して計171キロを10時間半かけて走った。参加費は弁当などがついて9300円から1万3500円だが、切符は発売後すぐに売り切れた。松戸市の大工松田安弘さん(48)は「のんびりと夜行列車の旅を楽しんで、新年を迎えました」と話した。

 いすみ鉄道は、国鉄木原線がいったんJR東日本に移管されたあと、1988年3月24日に営業を始めた。春にも記念のイベントが計画されている。(稲田博一)

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