のぞみ、亀裂台車の交換終える クレーンでつり上げ

吉野慶祐
【動画】亀裂が見つかった13号車の台車を、車両から外す作業員たち=川津陽一撮影
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 台車に亀裂が見つかり、新幹線のぞみ34号」が11日から名古屋駅に止まったままになっている問題で、JR東海は16日未明、台車の交換作業を終えた。

 作業は終電後の16日午前0時過ぎから始まった。台車に亀裂の見つかった13号車を約100メートル移動させ、午前2時ごろ、高架下の道路に止めたクレーン2台で、車体のつり上げを開始。古い台車を取り外し、別のクレーンでつり上げた新しい台車と交換した。午前3時半ごろ、13号車を再び移動させ、12号車と連結させた。午前5時前には作業を終えた。

 今後、周りの架線の整備などをした上で、1~13号車を約3キロ西の名古屋車両所まで自走させる。復旧作業の完了は17日以降になる見通し。亀裂の入った台車はJR西日本の博多総合車両所に運び、詳しく調べる。(吉野慶祐)

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