富山)地震を想定 北陸新幹線で避難訓練
江向彩也夏
【動画】地震を想定 北陸新幹線で避難訓練=江向彩也夏撮影
地震による北陸新幹線の脱線を想定した訓練が26日未明に行われた。JR西日本金沢支社や県警、高岡市消防本部から計約140人が参加。新幹線を高岡市内の高架上に停車させ、負傷した乗客を搬送する手順などを確認した。
訓練は、石川県沖を震源とする地震で、新高岡―金沢駅間を走行していた「はくたか」が脱線し、25人が負傷したとの想定で実施。車掌が車内を巡回し、乗客に負傷者の面倒を見るよう要請したり、線路上に避難するはしごを設置したりした。駆けつけた救急隊が負傷した乗客を降ろした。
JR西金沢支社安全推進室の伊豫(いよ)拓也室長は「新幹線は最大1千人が利用する。どんな災害でも対応できるよう、訓練の精度を高めたい」と話していた。
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