兵庫)宝塚線脱線事故忘れないで 負傷者らしおり作り

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千種辰弥
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 JR宝塚線(福知山線)脱線事故の風化と再発を防ぐ願いを込め、「負傷者と家族等の会」のメンバーが4日、川西市小花1丁目の市民活動センターで、「空色の栞(しおり)」作りをした。7千枚用意し、センター周辺のほか、事故から12年になる4月25日にJR尼崎駅前で配る。

 しおりは事故4年後の2009年から毎年作っている。しおりの原画は1両目で負傷した福田裕子さん(33)が担当。今年は事故が起きた年と同じ酉(とり)年であることから、鶏とヒヨコを描いた。

 福田さんは「前回、年賀状に鶏を描いた時はまだ事故に遭っていなかった。ヒヨコの絵に新たなサイクルが始まるという意味を込めました」。

 この日はメンバー約10人が…

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