(各駅停話)鶴ケ峰駅 大人になった橋上駅舎

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杉山高志
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 鶴ケ峰(つるがみね)駅は相鉄本線で初となる「橋上駅舎」だ。戦後、一部複線運転による列車の高速化や旅客増で、乗客が線路を渡る危険性が懸念され、1962年に跨線橋(こせんきょう)式の駅舎が完成した。以来、耐震補強などの改良工事を重ねながら同じ駅舎が乗降客を迎え続ける。

 駅前の手作りパン店「白峰さいとう」の斎藤貞子さん(82)は、幼少から駅を間近に見て育った。店名の一字は駅名からとった。

 「最初はほんとにちっぽけな…

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