(各駅停話)奥多摩駅 森林セラピー専用の道も
松崎敏朗
標高343メートルの奥多摩駅。東京タワーとほぼ同じ高さにある。建築当時から変わらない木造の駅舎。そばには石灰石を加工する工場群。銀色の構造物が重なり、まるで城塞(じょうさい)のような雰囲気だ。
工場を背に南へ。林道に足を踏み入れる。「ギュ、ギュ」。敷き詰められた木製チップが小気味よい音を立てる。お目当ては「森林セラピー」。奥多摩町は日本でも巨樹が多く、日本の「水源の森」百選にも選ばれている。心身をリフレッシュできる森林浴にはうってつけの地域だ。
五つの道を選べる。その一つ…
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