連結分離の新幹線「こまち」が営業復帰へ 保全命令解除される

細沢礼輝
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 3月に東京都内の東北新幹線下り線を走行中の新青森・秋田行き「はやぶさ・こまち21号」の連結器が外れた事故で、JR東日本は23日、連結器の誤作動が確認されているこまちE6系車両(7両編成)に対して運輸安全委員会が出していた保全命令が解除されたと発表した。JR東は異常があったとみられる電気系装置を交換したり、電気的な誤作動があっても連結が外れないようにする固定金具を着けたりしたうえで、営業運転に復帰させる考えだ。

 JR東は今後も運輸安全委の調査に協力するとともに、電気系装置を中心に独自の原因調査を続けるとしている。

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この記事を書いた人
細沢礼輝
東京社会部|鉄道担当
専門・関心分野
鉄道を中心とした運輸部門