高さ3mの木の上にお城、招待状を見つければ貸し切りも 京成バラ園

鈴木逸弘
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 関東最大級のバラのテーマパーク「京成バラ園」(千葉県八千代市)では19日から春のイベント「クイーン オブ ハートのツリーキャッスル」が始まった。ルイス・キャロルの名作「不思議の国のアリス」から着想を得て、樹上にお城(ツリーキャッスル)を新たに設置。庭園では1600品種、1万株余りの様々なバラが約1カ月半かけて次々と開花し、6月中旬まで楽しめる。

 ツリーキャッスルは庭園内にあるエノキの木の上(地上から約3.3メートル)にある。来場者は階段を上り、城の内部に入ることもできる。無料だが、1度に入れるのは大人2人までのため、係員の指示に従って順番に入ることになる。

 このツリーキャッスルを1日1組限定で独占できる土日祝日の特別企画も用意した。庭園内に隠された「お城への招待状」を見つけた来場者は、ツリーキャッスルを貸し切り(開催前の15分間)で利用でき、テラス席で「バラの紅茶」などのサービスが受けられる。

 春のイベント期間の注目のバラは、昨年植えたばかりの「クリムゾン シルエッタ」。引きつけられるような真っ赤なバラの花が楽しめるという。5月上旬からは38あるアーチに様々なつるバラが花をつけ、庭園全体が華やかなムードに包まれる。

 6月15日まで、イベント期間中は無休。営業時間は午前9時~午後6時(最終入園は午後5時30分)だが、ツリーキャッスルなどは開催時間が限定されている。コスプレイベントや「ロリータ&ゴスロリDay」などもある。詳しくは同園HP(https://www.keiseirose.co.jp/garden/別ウインドウで開きます)へ。

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