宮城屈指の「一目千本桜」が見頃 JR東北線は低速運転、景色が人気

阿部育子
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 宮城県内屈指の桜の名所「一目(ひとめ)千本桜」が咲き誇り、訪れた人々を楽しませている。5日に開花し、10日に満開となり見頃を迎えている。

 大河原、柴田の2町にまたがり、白石川沿いに延々約8キロ、桜約1200本が並ぶ。大河原町の白石川公園では16日まで、柴田町の船岡城址(じょうし)公園などでは17日まで「桜まつり」が開かれており、桜を見上げながら、屋台では弁当や酒を味わう人々でにぎわっている。

 JR東北線の大河原駅―船岡駅の車窓から見る景色も人気だ。JR東日本は16日まで、同区間上下線34本で低速運転を実施する予定で、通常より1分ほど長く桜を楽しめるという。

 仙台気象台もこの日、仙台市の桜が満開になったと発表した。平年より3日早いという。

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