
伊豆箱根鉄道(静岡県)は4月4日、小田原、南足柄市内を走る大雄山線の車体をピンク色に塗った「春めき電車」の運行を始める。今回の塗装で、7編成の列車が全て異なる配色になる。
車体の前面と側面の帯部分を従来の青色からピンク色に塗り替える。2000年に品種登録された南足柄市発祥の桜「春めき」をイメージした。一日11~15往復する。
今年10月15日に迎える開業100周年の一環事業。沿線の大雄山最乗寺ゆかりの朱色の「天狗(てんぐ)電車」、南足柄市の花にちなむ紫色の「リンドウ電車」、小田原市特産のかんきつ類を連想させる「オレンジトレイン」に続く企画だ。
同じ10月に創立100周年を迎える沿線のさがみ信用金庫(小田原市)とも協業。ドア部分やヘッドマークに記念の装飾を施したラッピング電車を4月1日から運行する。