
JR九州は27日、福岡県みやま市の渡瀬駅に到着した普通列車で、誤ってホームと反対側のドアを開けてしまうミスがあったと明らかにしました。
車掌がホームの向きを勘違いしたということで、乗客にけがはありませんでした。
JR九州によりますと26日午後7時20分ごろ、鹿児島線の渡瀬駅に到着した下り普通列車がドアを開ける際、車掌が勘違いをしてホームと反対側のドアを開けてしまったということです。
運転士が反対側のドアが開いていることに気づき、ドアを一度閉めてから正しい向きのドアを開けて出発したということです。
車内には約80人の乗客がいましたが、線路に転落するなどしてけがをした人はいなかったということです。
この列車は安全確認のため約23分遅れて渡瀬駅を出発しました。
車掌がホームの向きを勘違いした上に十分な確認を怠ったことが原因ということで、JR九州は「ご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけしました」とコメントしています。