東北新幹線、運転見合わせ 強風影響、最長9時間

 26日午前9時15分ごろ、JR福島駅(福島市)の東北新幹線下り線の架線に風で飛来したとみられるビニールひもが付着し、東京―仙台間の上下線で運転を見合わせた。午前10時半ごろ、仙台―白石蔵王(宮城県白石市)間で風速が規制値に達し、見合わせ区間は東京―盛岡間の上下線に拡大。午後6時10分ごろ運転を再開したが、山形、秋田両新幹線を含めダイヤが大きく乱れた。

 運転見合わせは最長約9時間に及び、JR東日本が影響人数を調べている。

 気象庁によると、白石市では午前10時9分、最大瞬間風速が35.0メートルを記録し、2008年の統計開始以降最大を更新した。

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