
25日午前5時45分ごろ、備前市日生町寒河のJR赤穂線日生駅で回送列車に乗車予定だった車掌から「準備が間に合わず乗れなかった」と岡山指令所に連絡が入った。回送列車は播州赤穂発新見行き普通列車(6両編成)となる予定だったが、車掌不在のため播州赤穂―日生間を運休した。各駅で待っていた乗客約30人は後続列車に乗った。
JR西日本中国統括本部によると、車掌は日生駅での点呼には間に合っていたが、携行品の準備などに時間を要したとみられる。統括本部は「大変ご迷惑をおかけした。今後、同様のことがないよう社員への指導を徹底する」としている。