京都市産の数珠と北山丸太の紹介も 地下鉄烏丸線の新型車両

武井風花
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 京都市交通局は21日から、市営地下鉄烏丸線で新型車両の7編成目の運行を始めた。同局は2021年度から25年度にかけ、老朽化した車両9編成を新型車両に更新する計画を進めている。費用は1編成あたり約12億円。

 新型車両には、北山丸太や京くみひもでつくられたさやが付いたつり手や、京都の行事をかたどった釘隠しなどが随所に設置されている。先頭と最後尾の多目的スペース「おもいやりエリア」にある展示スペースでは、京都市産の数珠と北山丸太を紹介する。

 17日にあった内覧会で、北村信幸・交通局長は「多くのみなさまに京都の伝統産業の魅力を感じていただきたい」と話した。

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