路線バスに続いて路面電車も…札幌市電が5月から平日約20便減

札幌市電を運行する札幌市交通事業振興公社は、市電の平日の運行便数を1日約20便減らすと発表しました。運転士不足が要因です。 

「運転手の健康維持そして輸送の安全をしっかり確保する。さらにはお客様へご迷惑をおかけしない、ご不便をおかけしないという観点から今回ダイヤを改正させていただきます」 (札幌市交通事業振興公社・平田俊之路面電車部長)

発表によりますと、5月1日のダイヤ改正に合わせて平日の1時間当たりの運行便数を昼間は1便減らして7便に、朝のラッシュ時には最も混雑する区間で2便減らし16便とします。これに伴い、運行間隔はおおむね1~2分延びます。 

全体の運行本数は例年の夏ダイヤと比べて約20便少ない1日253便になります。 公社によりますと、運転士が定員に比べて10人不足しているということです。

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